ジビエに触れる

ジビエの安全性

市場に出回っているジビエ肉は、食肉加工施設で国が定めた法律にのっとって
適切に処理されており、基本的に安全といえます。

しかし、食肉処理施設を持たない猟師の方が販売する違法ジビエも存在します。
そういった適切な処理がされていない違法ジビエが出回ってしまっており、そのせいで猪は臭い、鹿は臭いといった印象を与えてしまっています。
新鮮なうちにしっかりとした処理を行うことで、安心安全なジビエを多くの人に味わっていただきたいと思います。

ジビエの味

普段食卓で食べている牛、豚、鶏といった家畜のお肉は、品質が一定になるようにしっかりと管理して育てられています。
しかし、ジビエは野生で育った動物のお肉です。
そのため年齢やオス・メスの違い、食べ物等により個体差があり、味わいや食感が大きく変わります。

適切な処理が行われたジビエはクセや臭みが全くと言っていいほどないものも多くあります。

ジビエの栄養

ジビエのお肉は高タンパク、低カロリーで、ダイエットや健康食品としても注目されています。
野生動物は運動量が多く、身が引き締まっており、良質な赤身のお肉になります。猪肉は豚肉とさほど変わらないカロリー、脂質ですが、鉄分は豚肉の4倍、ビタミンB12が3倍。コラーゲンも多く含まれており美容に最適です。
鹿肉は謬肉と比較して脂質が1/5、カロリーは半分以下なのに鉄分は1.7倍。
ジビエは野生の動物なので人工飼料で育っていません。ですので、アトピーなどにも効果的と言われています。また、鹿肉はペットフードとしても流通しており、栄養価はもちろんアレルギーが出にくい無添加ペットフードとして期待されております。